舞台『死ねばいいのに』

2024年1月上演決定!

2024年1月20日-28日 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

罪な言葉が蔓延する世界にあなたは“生きる意味”を問う 京極夏彦珠玉のミステリーがついに舞台化!

T o p i c s

  • 2023-09-08
    舞台『死ねばいいのに』公式X(旧Twitter)開設!
    @stshinebaiinoni
  • 2023-09-08
    京極夏彦 珠玉の名作『死ねばいいのに』、
    主演:新木宏典、上演台本・演出:シライケイタで上演決定!

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I n t r o d u c t i o n

京極夏彦×シライケイタ×新木宏典。
珠玉の名作がついに舞台化!

「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」「百鬼夜行シリーズ」や「巷説百物語シリーズ」など、数々のベストセラー作品を生み出してきた京極夏彦の珠玉の名作が舞台化決定!
独特な世界観の京極作品の中でも異色とも言える本作は、究極のミステリーとの呼び声も高く、他に類を見ない人間の内面を炙り出した作品です。

そんな本作の上演台本と演出を手がけるのは、人間の本質を追求し、メリハリのある演出手腕にて注目されているシライケイタ

主人公・渡来健也を演じるのは、演技力にも定評がある新木宏典
主人公と対峙する六人には、津村知与支宮﨑香蓮伊藤公一阿岐之将一魏涼子福本伸一といった実力派のメンバーたちが集結し脇を固めます。

新木宏典をはじめとする実力派俳優たちと演出・シライケイタ、そして京極夏彦ミステリーが織りなす人間の本質に迫った舞台にご期待ください。

S t o r y

死んだ女のことを教えてくれないかー

三箇月前、自宅マンションで何者かによって殺された鹿島亜佐美
彼女と関係のある6人の人物の前に、渡来健也と名乗る無礼な男が突然現れる。
健也との交わらない会話に、苛立ちや焦燥を顕にする6人だったが、彼の言葉にハッとさせられる。
問いかけられた言葉により暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実…。
渡来健也との対話の先にある「死ねばいいのに」という言葉が導く結末とはー。

C a s t  &  S t a f f

C a s t

  • 新木宏典

    P r o f i l e

    1983年6月14日生まれ、兵庫県丹波市出身。2007年「獣拳戦隊ゲキレンジャー」理央役で注目を集める。2021-22年、ミュージカル「『刀剣乱舞』にっかり青江 単騎出陣」にて、一人芝居で全国47都道府県を巡業。
    主な出演作品に、【舞台】パルテノン多摩『オイディプス王』明治座創業150周年記念前月祭『大逆転!大江戸桜誉賑』舞台『モノノ怪~化猫~』(23)、ムビ×ステ『漆黒天』(22)、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageシリーズ(23-20)、舞台『ACCA13区監察課』(17)、舞台『幽☆遊☆白書』(共同演出兼出演)(20,19)、【演出】ドラマチック・ライブステージ『アイドルマスターsideM』(22)など。

    C o m m e n t

    この度、京極夏彦先生の「死ねばいいのに」の舞台化にあたり、出演させて頂く事になりました。
    現実と虚構の境目がなくなってしまいそうになるこの世界感に恐怖を感じながら、魅了されたこの感覚を、板の上でも丁寧に表現出来るよう、精一杯努めて参ります。

    渡来健也

    殺害された鹿島亜佐美について尋ねてまわる無礼な男。亜佐美を殺害した犯人であるが、自分が殺害したのは人間なのか分からなくなり、亜佐美という人間に興味を持つ。

  • 津村知与支

    P r o f i l e

    1975年7月13日生まれ、北海道出身。舞台芸術学院卒。蓬莱竜太が作家・演出を担う劇団、「モダンスイマーズ」と北海道ゆかりのユニット「道産子男闘呼倶楽部」に所属。個性的で味のある芝居で注目を集め、舞台・映像を中心に活躍中。
    主な出演作品に、【舞台】ユニット公演『きのう下田のハーバーライトで』、シリアルナンバー『スローターハウス』、『画狂人北斎2023』(23)、劇団公演『だからビリーは東京で』(22)、た組『ぽに』(21)、【ドラマ】FOD&Amazonプライム『僕の手を売ります』、NTV『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』(23)、EX『相棒』シリーズ(22,20,14)など。

    山崎

    一人目。
    死んだ鹿島亜佐美の派遣先の部署で管理職を務める上司。 部長とは名ばかりの、派遣を含めた3人の部署だった。亜佐美は3箇月しか所属していなかったが、山崎と肉体関係にあった。

  • 宮﨑香蓮

    P r o f i l e

    1993年11月20日生まれ、長崎県出身。2006年「第11回全日本国民的美少女コンテスト」演技部門賞を受賞。以降、映像、舞台など幅広く活動。
    主な出演作品に、【舞台】『マミィ!』(23,21)、『里見八犬伝』(19) 、『何者』(17)、【ドラマ】EX『遺留捜査』シリーズ(17~)『トットちゃん!』(17)、NHK『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』(16)、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』(15)、NTV『35歳の高校生』(13)、KTV『GTO』(12)、【映画】『零落』(23)、『BENTHOS』(19)など。

    篠宮佳織

    二人目。
    亜佐美の住むマンションの隣人。同じ派遣会社だったことをきっかけに亜佐美と親しくなる。ある日、佳織は彼氏と喧嘩してしまう。彼氏を取られたと思い込んだ佳織は、亜佐美が派遣先の担当部長と関係があることを、会社宛に辛辣なメールを送って嫌がらせをしていた。

  • 伊藤公一

    P r o f i l e

    1983年9月19日生まれ、京都府出身。眼光鋭い見た目のイメージから、キレやすい悪役のような役柄を演じることも多いが、ギャップのある気の弱い男を演じることもある。舞台・映画・ドラマを中心に活動中。
    主な出演作品に、【舞台】オフィスコットーネプロデュース『加担者』(22)、KAAT神奈川芸術劇場『湊横濱荒狗挽歌〜新粧、三人吉三。』(21)、関西テレビ60周年公演『サメと泳ぐ』(18)、【ドラマ】NHK『青天を衝け』(21)、【映画】『BAD LANDS バッド・ランズ』(23)、『浅草キッド』(21)、『ザ・ファブル』(19)、『トイレのピエタ』(15)など。

    佐久間淳一

    三人目。
    亜佐美を情婦としていたヤクザ。亜佐美は借金の肩代わりに親から暴力団に売られ、佐久間の兄貴分の情婦だったが、お下がりとして佐久間に売られたのだった。 佐久間は、亜佐美が複数の男性と関係があることも黙認しており、自分との関係はバレないようにしていた。

  • 阿岐之将一

    P r o f i l e

    1989年生まれ。広島県出身。新国立劇場演劇研修所10期生。
    主な出演作品に、【舞台】『悼むば尊し』『闇に咲く花』『カミの森』(23)、『夜明けの寄り鯨』音楽劇『スラムドッグ$ミリオネア』(22)、『彼女を笑う人がいても』『検察側の証人』『東京ゴッドファーザーズ』『岸辺の亀とクラゲ-jellyfish-』『墓場なき死者』(21)、『ノート』『渡りきらぬ橋』『CHIMERICA チャイメリカ』(19)、【ドラマ】NHK『ちむどんどん』(22)、NTV『未満警察ミッドナイトランナー』(20)など。

    山科

    五人目。
    殺人事件の担当刑事。 亜佐美の事件を追っていた山科の前に、亜佐美のことを聞きたいと健也が現れる。 事件との関わりを探り、あわよくば手柄にしようと考えた山科だったが、事件には興味がないという健也に戸惑う。

  • 魏涼子

    P r o f i l e

    大阪府出身。桐朋学園短大演劇科卒業後、全日空に客室乗務員として入社。その後、劇団青年座に入団。94年NHK連続テレビ小説「春よ、来い」でデビュー。
    主な出演作品に、【舞台】青年座本公演『金閣炎上』(23)、ミュージカル『春のめざめ』(22)、『彼女を笑う人がいても』(21)、『まほろば』(12,08)、『KITCHEN』(05)、『見よ、飛行機の高く飛べるを』(04)、『三文オペラ』(96)、【ドラマ】EX『相棒』(20,18,15,08)、EX『仮面ライダービルド』(17)、THK・CX『新・牡丹と薔薇』(15)、【映画】『HOKUSAI』(21)、『おもちゃ』(99)など。また声優として『24』、『私はラブ・リーガル』やチャン・ツィイー、マリオン・コティヤール等の吹き替えを担当するなど海外ドラマ・映画・アニメで活躍している。

    鹿島尚子

    四人目。
    亜佐美の母。一緒に住んでいた頃の亜佐美の話から次第に尚子自身の過去を話すようになる。亜佐美が幼少の頃から自分の男に色目を使っていたと思い込んでいた。借金返済のために亜佐美をヤクザに売ったことも明らかになる。

  • 福本伸一

    P r o f i l e

    1984年、大学在学中に劇団「ラッパ屋」の旗揚げに参加。以降、主力メンバーとして活躍しながら、外部舞台、映像、ナレーションなど幅広く活動。
    主な出演作品に、【舞台】『いとしの儚』『幽霊はここにいる』(23)、『百日紅、午後四時』『貴婦人の来訪』(22)、音楽劇『GREAT PRETENDER』(21)、iaku『The last night recipe』(20)、【ドラマ】TX『弁護士ソドム』(23)、NHK『混声の森』(22)、CX『監察医 朝顔2』(21)、TX『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』(20)、EX『おかしな刑事』シリーズ(22-03)など。

    五條

    六人目。
    渡来健也を担当する国選弁護人。弁護士として、犯人であることを自供した健也の刑を軽くするべく、鹿島亜佐美との関係やこれまでの行動を再確認していく。 会話が進むにつれ、常識と非常識、善悪や普通とは何かー健也のある意味純粋な感情を通して、「人」というものは何か、法とは何かが露わになっていく。


S t a f f

  • 【上演台本・演出】シライケイタ

    〈Profile〉
    1974年生まれ、東京都出身。演出家、劇作家、俳優。劇団温泉ドラゴン代表。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻在学中に、蜷川幸雄演出の『ロミオとジュリエット』パリス役に抜擢され俳優デビュー。2011年より劇作と演出を開始。劇団温泉ドラゴンの座付き作家・演出家として数々の作品を発表。
    若手演出家コンクール2013にて優秀賞と観客賞を受賞。2015年、韓国の密陽演劇祭にて、『BIRTH』が戯曲賞を受賞。第25回読売演劇大賞にて杉村春子賞を受賞。2019年度の読売演劇大賞にて、上半期の演出家ベスト5に選出されている。
    日本演出者協会副理事長。日韓演劇交流センター会長。2023年7月より、杉並芸術会館(座・高円寺)の芸術監督に就任。
    著書に、『BIRTH×SCRAP』(2019)がある。

C o m m e n t

誰もが本心を隠しながら生きていける時代に、これほど正直な人間を描いた物語は珍しく、原作を読んで驚きました。言葉と俳優の存在だけで真っすぐ、愚直に作ろうと思います。「死ねばいいのに」という言葉が反転して客席に深く突き刺さる。そんな芝居を作るつもりです。
  • 【原作】京極夏彦

    〈Profile〉
    1963年生まれ。北海道小樽市出身。
    日本推理作家協会 監事。 世界妖怪協会・お化け友の会 代表代行。
    1994年 「姑獲鳥の夏」でデビュー。
    1996年 「魍魎の匣」で第49回日本推理作家協会賞長編部門受賞。
    1997年 「嗤う伊右衛門」で第25回泉鏡花賞受賞。
    2000年 第8回桑沢賞受賞。
    2003年 「覘き小平次」で第16回山本周五郎賞を受賞。
    2004年 「後巷説百物語」で第130回直木賞受賞。
    2011年 「西巷説百物語」で第24回柴田錬三郎賞受賞。
    2016年 遠野文化賞受賞。
    2019年 埼玉文化賞受賞。
    2022年 「遠巷説百物語」で第56回吉川英治文学賞受賞。

    「京極夏彦小説家デビュー
                                         30周年記念」チャンネル

S c h e d u l e &  T i c k e t

S c h e d u l e

会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

  1/20(土) 21(日) 22(月) 23(火) 24(水) 25(木) 26(金) 27(土) 28(日)
13:00 休演日        
14:00        
17:30          
18:30            
  1/20(土) 21(日) 22(月) 23(火) 24(水)
13:00 休演日    
14:00    
17:30    
18:30      
  25(木) 26(金) 27(土) 28(日)
13:00      
14:00    
17:30      
18:30      

T i c k e t

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